日本社会で社会を変えるということに20年ちょっと活動をしているとこんな言葉を聞くようになる。日本を変えるには大企業を動かしていかないといけない。欧米のスタートアップのイベントに行ったときに感じたのは動く資金の額面の違い。日本だとまだまだ大企業を動かさないと
コラム
Certain Direction
オックスファムという国際NGOがある。私が一番最初に働いた場所で、この団体の組織理念によって、人生の大切にしたい価値観が形作られたといっても過言ではない。貧困は所得よりもむしろ社会的排除であること。そうした社会的不条理を人々は乗り越える力をもっているというこ
社会問題に向き合うこと、痛み、愛、パワー
Do you love them? (あなたは働きかけたい相手のことを愛しているから?)2019年にシンガポールでサステイナビリティに関する社会企業家やアクティビストが集まるイベント、NELIS Asia Summitが開催され、日本からスピーカー兼参加者として出席をした。プログラムの中で、参加
リトルマーメイドと白人に対する劣等感
目が見えることで私たちは本当に大事なものが見えなくなっているのかもしれない。以前、フィリピンから視覚障害の方を招聘した時に同行サポートをした。私だったら声をかけないであろう風体の人に、声をかけていて、サポートをされていた。目が見えないからこそ、人を見た目
fairtrade2023
フェアトレード月間最終日。本日末までインスタやTwitterで #Fairtrade2023 をつけて呟くとカウントされ、1円の寄付になるので、ぜひフェアについての考えとか、投稿してみてはどうでしょう。昨年も参加していたけど、今年は少しだけ気合を入れてみた。Wake Up Japanで一緒に
フェアトレードと富裕層
フェアトレード商品は高い。フェアトレード商品に初めて出会ったのは2006年だったと思う。当時から活動していたフェアトレード学生ネットワークの人々を通じてだった。それ以来、なんとなく裕福な人々がノブレス・オブリージュ(高貴な人々が徳を行うこと)として行われる活動
声を上げることができない人々のために声を上げる
The Black Eyed Peasが好きだ。2017年にアリアナ・グランデのライブ会場で起こった爆発事件。その1か月後にアリアナの思いでマンチェスターの人々のためのチャリティコンサートが開催された。その時に、駆け付けたThe Black Eyed PeasはWhere is Loveを歌っていた。憎しみに
うっせぇわ への共感と違和感
なんだかんだYoutubeが好きなわたしですが、最近はもっぱらストリートダンス系の動画や極楽とんぼの山本さんのけいちゃんチャンネルを見ています。そんな時に、リアル・アキバ・ボーイズがダンスをしていた楽曲が「うっせぇわ」でした。最初に聞いたときは、メッセージが社会
COVID-19に関する感じていることの分かち合い
COVID-19(新型コロナウイルス)の影響を受け、日本全国で緊急事態宣言が発令されていることもあり、私が代表理事を務めているWake Up Japanでも活動をオンライン中心に移行しています。4月20日(月)には、「COVID-19に関する感じていることの分かち合い」と題した「気持ち」に
啓発の落とし穴。認識のギャップ
人は歩む道のりが異なるがゆえに、その違いを紡ぐ言葉を必要とするのかもしれません。