ベトナムのハノイにやってきました。
シンガポールでの社会起業家と社会変革実践者を終えて、カンファレス日本に戻るため経由地です。

夕方に空港につき、アプリGrabを使って車を呼び、市内まで45分ほどかけて移動し、ゲストハウスに荷物を置きました。私は1日1万歩は歩くことにしているのだけれども、まだ6500歩ほどだったのでホテル周辺を散歩することにしました。

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(Photo By Yoichi SUZUKI)
ハノイの旧市街は車というよりもバイクが多く、歩道にもバイクが止まっているので歩くときは後ろからクラクションを鳴らしながら迫ってくるバイクを感じて歩くということで若干の怖さがあります。

適当に数分歩いていると、いきなり「食べてみな」という感じで揚げパンをくれるおばちゃんがいました。最初は「のーさんきゅー」という感じで断ってみていたのですが、これも旅の中での交流かと思い、味見をしました。アジは至って揚げパンで、普通においしいですね。
どうせなので、高めでもいいので、一つもらおうとしたら、なぜか袋一杯にいれてくれて、「15」と言われました。
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(Photo By Yoichi SUZUKI)
1万5000ドンだろうなぁ、と思い1万5000ドンをだしたら、「少ない」と言われ、もしや。。。1500課と思いお札を用意すると、15万だと言われました。(日本円だと800円ぐらい)
結局、これもレッスンだと思い、購入をして帰ったのですけど、ぼったくり?を巡る真理は面白いなぁと我ながら思いました。

好意として受け取った味見。
味見をして、好意のお返しとして、一つ買いたいと思った気持ち。
値段を言う前に袋に詰めてしまう故のプレッシャー。
言語的コミュニケーションの難しさゆえの地として持っている「意志の強さ」の勝負。
そして、何よりもハノイに来たばかりで意識が弱い中での不意打ち。

金額を払う際に、強めに出て断ってもよいかもというオプションはあったものの、レッスンにしたいという気持ちが買ってしまった。発端が「好意」として認識したがゆえなのかなぁと思いました。
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(Photo By Yoichi SUZUKI)
ちなみに、ゲストハウスの1階のバーでジントニックは5万ドンでした。
故に、ジントニックだったら3杯分でした笑。

なお、ぼったくりと思われるナイスなおばちゃんに出会った後、高級そうなベトナム料理屋でビールと食事をとりました。
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(Photo By Yoichi SUZUKI)
警戒心が一気に上がり、メニューを見てから入りました笑
まずビールを注文しようとしたところ、値段が「32」とありました。
トラウマからか、これは32万ドン?と思いましたが、32,000ドンでした。
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(Photo By Yoichi SUZUKI)
そして、麺料理を頼んだところ、これも「155」と書いてあり、155,000ドンでした。
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(Photo By Yoichi SUZUKI)

合計で税も加えて、205,700ドン!

揚げパンに5万ドルプラスした金額です笑。おばちゃんぜったい一桁ぐらい多く請求したなって思いました。(可能性として超高級なパン粉を使っている可能性もありますが。。。)

明日市場であったら微笑みかけてやろうと思います。