メールボックスの確認をしていると、「世界で最も多くの人々が参加するフェアトレードコーヒーを飲む会」(英文は"Biggest Fair Trade Coffee Break on Earth")と記載のあるメッセージが届いていた。毎年5月の第2土曜は世界フェアトレードの日なので、フェアトレード関係のキ
意識高い系論争からでてきた日本の教育制度の課題
先日、「意識高い」という言葉から私たちの社会が持つ認識について話し合う企画を開催した。その際に、「普段、どういうときに意識高いと言われるか?」という問いを出した。大学で熱心に研究/勉強をしていると意識高いと言われる参加している学生から、「大学の授業に熱心に
日本の人々はエコノミックアニマルなのか?
エコノミックアニマルと言う言葉を聞いたことがあるだろうか?直訳では経済的動物であり、高度経済成長を成し遂げ経済的成功に奔走する日本人の姿を揶揄する姿としてネガティブに用いられる言葉だ。。。 *なお、近年、エコノミックアニマルという言葉の文脈には、日本で認識
Divestment ワークショップ-私たちが気候変動を止める-
2015年9月19日(土)-20日(日)に気候変動に取り組む世界的なムーブメントである350.orgが主催するDivestmentワークショップが東京都内で開催された。私はフリーランスのファシリテータとして今回は関わった。Divestmentって?Divestmentとは、投資差し戻し運動のことで、かつて
チョコレートの中身のどれだけが生産者に行くのか
毎年5月の第2土曜日は世界フェアトレードの日。ということで、CNNのウェブサイトをみていたら、こんな素敵なツールを見つけました。以下のリンクより確認できます。http://www.cnn.co.jp/special/interactive/35044562.htmlこのツールはうまくできていて、チョコレート産業は
311を比較して慈善活動をして炎上が起こる熊本震災から分かること
4月14日から熊本県と大分県を中心に大小の地震が発生している。発生から3週間がたった今も地震は起こっている。今回、地震発生と共に政府、NGOだけでなく、多くの著名人も被災地に向けてのブログなどでメッセージを綴ったり、寄付を行ったりした。ただ、そうした中で、「不謹
寄付文化のせいにするのは辞めよう。それよりも深刻なのは全てをお金の話にしてしまうこと
ここ数年、国内外の社会問題に関わるイベントに参加するときに非常に引っかかることがある。日本でイベントに参加していると、「日本には寄付文化が育っていない」というような声を聞く。その一方で、海外の社会問題に関わるイベントで聞かれるフレーズは、「寄付する」こと
団体を超えてみんなで変える-ファッション・レボリューション-
4月18日から24日まで社会正義の追求とファッション業界における変革を求める「ファッション・レボリューション」アクションが世界各地で行われています。活動は簡単で、着用しているブランドタグを見せて、写真を撮るというもの。なお、写真を撮ったらSNSで発信をするのだけ
学生サークル活動と社会問題の解決の意外な事実
2016年4月17日(日)に東京、大田区にて合同新歓という一大新歓イベントが開催された。私も国内外の社会問題をつなぐWake Up Japanが出展団体として参加することになったので、出展活動に参加してきた。今回、Wake Up Japanでは、活動紹介と共に、来場者向けに「どのような活動
危機に直面して、私たちのできること
4月14日(木)に熊本県を中心として大規模な地震が発生した。私はちょうど高知に滞在していたのでリアルタイムでニュース報道を見ることができなかった。ただ、 フェアトレードタウン関係で知り合った人々や学生時代の友人が熊本出身だったりと非常に気がかりだった。地震や紛
パーソナル・デモクラシーって何だろう
大学時代に参加していたサークルの大先輩でもあり、ソーシャル×Tech界隈の有名人、市川さんに紹介を受け手、パーソナル・デモクラシー・フォーラムに関するミートアップに参加してきた。今日は、そのことについて記事を書こうと思う。(内容については記憶に基づいて書いてい
あなたにしてほしいことは寄付じゃない・・・え?
先日、国際NGO ONEで働くスタッフが来日した。2015年6月にドイツで開催された先進7か国首脳会合(G7サミット)にあわせて、若者が欧州やG7各国から250名集まったイベントに招待をされた縁から日本での活動のサポートをしているのだが、その時に現在、アメリカで配布していると
日本から世界に対して声を広げる! <G7ユースサミット>
2016年5月、三重県で先進7ヵ国首脳会議(G7サミット)が開催される。日本では、20世紀に入ってからは、 2000年に沖縄で開催され、2008年に北海道洞爺湖で開催されたG8サミット(当時はロシアが加わっていたためG7ではなく、G8だった)に続いて3回目の開催だ。2008年の際は、私は
ユニセフの活動からわかる日本のガラパゴス国際協力
先日アメリカのカンファレンスに参加した際に、アメリカのユニセフ協会(各国にあるユニセフのために寄付を集めるNPO)の職員と出会った。その職員は白人の気さくな女性だったのだけれども、なんとその方の肩書が「コミュニティ・エンゲージメント」!アメリカではユニセフでも
アートを通じた社会に対するアプローチ
千代田区にあるコミュニティ・アートスペースであるアーツ千代田3331にて、World in Twelveという企画展がなされている。先日、友人の紹介でその展示を訪れた。出展者に許可を頂いて写真を撮影しました。(Photo by Yoichi SUZUKI)世界12カ国を訪ねて、そこに生きる人々に共通
18歳選挙イベントにいったら若者があんまりいなかった
3月22日に友人の富樫くんが登壇する「これからの若者政策はどうなる!? 現役議員に対し、学生がホンネでぶつかる、若者政策討議会!」に参加してきた。富樫くんは彼が中学生のころから知っているけれども、各党の政治家に対して、堂々と、そして、しっかりと、それぞれの主張
ビジネスでも、社会変革でも一緒のこと、違うこと
ベンチャーキャピタリストの小林雅さんが中心となって主催しているIndustry Co-Creation(ICC) カンファレンス 2016というベンチャー企業経営者、投資家などが集まるカンファレンスが3月24日に東京大学本郷キャンパスで開催された。小林雅さんのブログhttp://venturecapital.t
企業経営者の言葉から学んだこと
ベンチャーキャピタリストの小林雅さんが中心となって主催しているIndustry Co-Creation(ICC) カンファレンス 2016というベンチャー企業経営者、投資家などが集まるカンファレンスが3月24日に東京大学本郷キャンパスで開催された。小林雅さんのブログhttp://venturecapital.t
社会を変えるの当事者意識
仕事の関係で海外の若者で、社会変革を志す人たちと交流する機会がある。アメリカには、2011年以降、計7回渡航し、女性の権利(フェニミズム)やLGBT、Black Lives Matterなどの黒人の権利運動、食料問題、人権擁護など様々な活動をする若者と交流する機会があった。中には、20
学生ボランティアフォーラムで何をすれば世界を変えられるか聞いてみた
2016年3月4日(金)-6日(日)に国立青少年オリンピック記念青少年総合センターで開催された「学生ボランティアと支援者が集う全国研究交流集会」(学生ボランティアフォーラム)に参加してきた。一昨年から参加し、今年で3年目になる。今回は共同代表を務めるWake Up Japanでの初